Lady Merry の日記

Yahooブログから引っ越してきました。

2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ぬこ v.s. お巡りさん

久しぶりに動画貼り付け!! ぬこ好き、集まれ!! うちはこれから、物語の続き書いとるさかいにな! コメが返ってこんでも、辛抱したってな? そしたら、またなぁ♪ Cat VS Cop: Fight For Your Right! LOL

ヘファイストスの葛藤・語り継ぐネレウス30

ネレウスは壁画の元から離れ、 再びお付の者に付き添われて、ゆっくりと椅子のところへ戻る。 よ・・・っこらしょ・・・。 気を持たせるではないか、 それとも、次の説明でも考えているのだろうか? いや、確かに難しい話なのかもしれない、 ネレウスは頭を…

ヘファイストスの葛藤・語り継ぐネレウス29

長時間、見上げる態勢がつらいのか、ネレウスは首を左右に揺らす・・・。 「そしてこの人物が、壁画に描かれた・・・上空の『存在』を攻撃する為に、 大地を引き裂いて蘇えったのか・・・、 そう解釈することは確かに可能かとは思われます。 ただ、 まだこの…

ヘファイストスの葛藤・語り継ぐネレウス28

さて、 それに対するネレウスの反応はどうだろう? 「タケル様、恐れながら・・・」 「え・・・?」 「過去の神話を語るとき、 気をつけねばならない事があるのです・・・。」 「そ、それは、何?」 「それは神々の意志です・・・。 神話と言うものは、 あく…

ヘファイストスの葛藤・語り継ぐネレウス27

奇妙な点は他にもある。 地面にいる大男の槍の矛先は、 その子供に向けられているようには見えないのだ。 単に作り手の技術的な問題にも思えるが、 その槍は、さらに上空の何かに向けられているようにも見える。 ・・・だが、その丸いものを抱えた子供より上…

ヘファイストスの葛藤・語り継ぐネレウス26

さて、しばらく静かに話を聞いていたネレウスは、 一通りサルペドンの話が終わると、 頷いたように首を振った後、再びポセーダーオンの石像へと体の向きを変える・・・。 「やはり・・・伝わっておるのですな? ポセーダーオン復活の物語は・・・。」 サルペ…

ヘファイストスの葛藤・語り継ぐネレウス25

今度はネレウスからの質問だ。 「さて、皆さん、 私たちは、あなたが『ポセイドンの地上における子孫』達だと聞きました。 日本神話のスサノヲの名前が出るところを見ると、 そのような単純なお話でもないようですが、如何なのでございましょうか?」 ここは…

ヘファイストスの葛藤・語り継ぐネレウス24

「さて、 ここで先ほどの質問になるわけですが、 ではポセイドンとポセイダーオンに違いがあるのか・・・、 それは『ある』とも言えるし、『ない』とも言える。」 一度、タケル達は肩透かしを食う。 「なんだよ、そりゃ!?」 まぁ、気を抜くにはちょうど良…

ヘファイストスの葛藤・語り継ぐネレウス23

ネレウスの話は続く。 「そんな時、比較的安定していた我々の祖先の間に、恐ろしい災厄がやってきたのです・・・。 それは火山噴火と海洋民の侵略・・・。 多くの町は瓦礫の下に埋もれ、残った物資も海賊たちに奪われて・・・。 もはや、作物も採れないと判…

今度はzoome動画が見れなくなったぁ!!

yahooとID提携しているくせに このブログで数々紹介しているzoome動画がブログで閲覧できなくなりました! zoome本体では見れます。 ここで貼り付けたものが見れなくなっています。 どうもインターネットエクスプローラーのせいだという話もありますが・・・…

ヘファイストスの葛藤・語り継ぐネレウス22

その言葉は、サルペドンにとって嬉しい言葉には違いないのだが、 彼が受け入れがたい点は他にある。 「ああ、そうだ・・・、 確かに私は言ったな・・・。 だが、そこではなく、 この村で崇められているポセーダーオンとやらと・・・、 オリオン神群のポセイ…

ヘファイストスの葛藤・語り継ぐネレウス21

・・・ポセイダーオン・・・ その名は、デメテルの村で聞いた。 ポセイドンの古き名前・・・。 だが、わざわざネレウスが「本当の神」と言ったのは、 明確に他の「神々」と区別するためなのか・・・。 ポセイドンという名で、長い間あがめ続けられていたサル…

ヘファイストスの葛藤・語り継ぐネレウス20

「それ」は石で彫られた何か・・・。 イメージで言えば、日本の古い町並みで見かける地蔵のような・・・。 そんな石像が、形を変えて・・・、 いや、もっと違う何かの形となってその場に「存在」していたのである。 人間の形を彫ったものではない・・・? 頭…

ヘファイストスの葛藤・語り継ぐネレウス19

この話もサルペドンには初耳だ。 確かにこの老人は、かつての自分に仕える神官だった男に間違いない。 だが、そんな話は今まで聞いたこともなかったのだ。 そんなサルペドンの驚きを他所に、一度ネレウスは振り返る。 「それで・・・あの・・・先日、あの巨…

Windows7・IE8・WindowsMedeaPlayer・QuicktimePlayer その2

あー! んもう、 これから明後日以降の分の物語書くとなると、また訪問ができなくなる! それでですね、 一昨日・・・昨日だったかな? 発端は二つほど・・・。 まず、一つ。 パソコンを変えたことにより、 それまで使ってた動画再生ツールも設定しなおす必…

Windows7・IE8・WindowsMedeaPlayer・QuicktimePlayer

あらかた設定終わったと思ったら、 まだまだ調整が必要だ!! 前回の不審な点の続きなのですが、 Imeemの問題は一度、置きましょう。 まず事の経緯を説明します、 なんでこんなことになったのか・・・。 もともとImeemは、こえ部でupされた「メリーさんボイ…

ゲストブック 27

いらっさいませ! ここはゲストブックです。 皆様お気軽に書き込んで行って下さい。 業者の宣伝はお断りです。 genesis- Cuckoo Cocoon (alt version) イラストはまたもやPaulina Stuckey!

ヘファイストスの葛藤・語り継ぐネレウス18

洞窟の入り口とやらは、そんなに広くもなく、 周りの岩と景色も同化しているので、よく目を凝らさなければ、 確かに分かりにくい入り口ではある。 神殿と言うならば、ある程度目立つような入り口を作るのだろうが、 これだけ気づきにくい場所にあるというな…

ヘファイストスの葛藤・語り継ぐネレウス17

大体の挨拶が終わると、 族長のネストールがこの場を離れるようで、タケル達に別れを告げた。 後のことはネレウスに任せ、自分は仕事に戻るのだろう。 それでもまた、ヘファイストスと対決するときには同席するそうだ。 さて、タケル、そして特にサルペドン…

ヘファイストスの葛藤・語り継ぐネレウス16

声にこそ出さなかったが、あまりにびっくりし過ぎてタケルの心臓の鼓動が早まる・・・。 落ち着け・・・、別にびびる様なもんじゃ・・・。 そして一度、タケルはスサの他の4人の顔を窺いながら、 自分が今のメンバーの代表であることを確認すると、 腰を曲…

ヘファイストスの葛藤・語り継ぐネレウス15

スサの誰もが老神官ネレウスに視線を集中させる。 皺だらけのその顔は、なるほど、このピュロス最も高齢というだけあって、 だぶついた瞼に隠されて瞳も見えない。 こっちが見えているのだろうか? 色素が完全に抜け落ちた口ひげで、その唇も隠され、 顎鬚は…

あれ? あれれれ?

トップページのぴらこ様の「メリーさん」ボイスが聞けなくなったぞ? みんな聞こえる? IMEEMのサイト行くと、 他のは聞けるのに、この声が聴けなくなってる・・・。 何事!? 昨日までは聞けてるから、こっちの新パソコンのせいじゃないだろうし・・・…

ヘファイストスの葛藤・語り継ぐネレウス14

一番驚いたのはサルペドンだ。 「地下神殿・・・だって?」 他のスサの人間の反応は薄かったが、 長いこと、この村で君臨していたサルペドンの驚きを想像できようか? 「それ」はサルペドンにとって初めて聞く存在なのだ。 ヘファイストスが新たに作った神殿…

ヘファイストスの葛藤・語り継ぐネレウス13

「気安く触んな、ボケ!」 タケルの太ももにニードロップが! 声にならない悲鳴をあげながら、タケルが片足押さえてぴょんぴょん跳ね回る。 毎度毎度、よく飽きないものだ。 話を本題に戻すと、 ミィナをここに残して、物騒なマネを起こされるより、 自分た…

ヘファイストスの葛藤・語り継ぐネレウス12

それは理解できるが、もう一つだけ確認しなくては・・・。 「で、でも、ネストールさん、 戦いになったら、最悪ヘファイストスは死ぬぜ? そうなることも想定して言っているのかい?」 ネストールは前を向いたまましばらく歩いていたが、 やがて、ゆっくりと…

ヘファイストスの葛藤・語り継ぐネレウス11

見ればこのネストール、 オリオン神群ご用達のマントこそ羽織っていないが、 なるほど、族長と言うだけあって、型の入った立派な上下揃いの服を着込んでいる。 腕輪や羽飾りの付いた帽子など、アクセサリーも高価そうだ。 それに、タケルほどではないにせよ…

メリーさんのコーヒー

どうも! あなたの背後にソッ・・・と佇むメリーさんです。 今日の記事はコーヒーです。 以前も一度缶コーヒーの話題をアップさせましたね? 私のお気に入りは、砂糖無し・ミルク入りのコーヒーであるとは、その時書きました。 あれから・・・ ミルク(のみ…

ヘファイストスの葛藤・語り継ぐネレウス10

さて結局、 スサの一行は、予定通りパキヤ村を訪れることになった。 周りの景色からは岩場が消え、 草原や林の多い小高い山、家屋なども目に映るようになっていた。 一目で「それ」とわかる村の入り口には、 既に大勢の村人たちが待ち構えていた。 ・・・こ…

ヘファイストスの葛藤・語り継ぐネレウス9

「タケル・・・。」 「うん? なんだ、サルペドン?」 「戦いになるとすれば、またお前がカラダを張ることになるだろう、 だから私も強制はしないが・・・、この村で重要な話が聞けるかもしれない。 決めるのは、総代であるお前だ・・・。」 サルペドンにも…

ヘファイストスの葛藤・語り継ぐネレウス8

この良く意味のわからないオリオン神群の対応について、 もっとも正しい判断が下せるはずのサルペドン、 そう・・・かつてこの村を治めていた彼が、知りうる・・・覚えている全ての記憶を呼び覚ましながら、 そのネレウスという老人の伝えようとしているもの…