Lady Merry の日記

Yahooブログから引っ越してきました。

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

九鬼帝国 5

激昂するツナヒロを兵士たちが取り囲んだ! あっという間に机の上に組み伏せられてしまう。 もうどうにでもしろ! ツナヒロは、何か訴えるような視線を神父に向けるが、 神父もどうしてよいやらわからず、うろたえるばかり。 兵士のリーダーらしき男はツナヒ…

九鬼帝国 4

ツナヒロの言葉に力はない・・・。 たった2~3ヶ月宇宙空間を旅しただけで400年の歳月が過ぎ去っている!? そんな馬鹿な!! ツナヒロは考えられる全ての可能性を探ってみた。 ・・・だが、それに応える明確な回答などあるはずもない。 この村の者たち…

芸能界に興味はないが泰葉

実は昔、聞いていたんだよ、 彼女の曲、 実家には3枚ぐらいアルバムがあったはず。 最近、朝のニュースでテレビから「フライデー・チャイナタウン」ばっかり聞こえてきて、 頭に残ってるから、 それを消すしあう意味で一曲どうぞ。 ブルーナイトブルーを捜…

九鬼帝国 3

『その時代、科学技術の発達は最高潮に達し、 今は失われたエネルギー供給により、極寒の地でも暖かい家に住むことができ、 真夜中においても人は、まばゆい光の中で活動することが可能であった。 何千メートルの光も届かぬ海の底へ潜ることもできれば、 人…

九鬼帝国 2

400年前? ウィグルって確か中国北西の少数民族だろ? そんなところで・・・いや待て、その時期に英語? まったく、意味が分からないままツナヒロはページをめくる。 最初に目にしたのは序文だ・・・。 『・・・我、ウィグル王国を興し、天空より舞い降り…

九鬼帝国 1

ク キ 帝国? 帝国だって? このロケットが火星に飛ぼうかという時代に!? 「・・・セルジオ神父、 冗談はやめてください!! この21世紀に帝国だなんてどこに存在するんですか!!」 さすがのツナヒロも、この状況で冗談を楽しもうなんて余裕もない。 だが…

上陸 7

「・・・それでですね、 私たちは、アメリカの宇宙飛行士で、 火星に向かっていたんです。 船のトラブルで火星にはたどり着けずに、ついさっき、この地球に戻ったんです・・・。」 これを説明するのに何十分かかったことか。 神父も兵士も理解できないような…

30000HITありがとうございます!!

皆様ありがとうございました!! おかげさまをもちまして、 ブログ一周年&訪問者数30000HIT超えました!! 30000目の方には傑作ぽち押しに行こうかなと、思ってましたが、 たぶん、訪問者欄に名前がないので、 Yahoo!ブログを作ってらっしゃら…

ゲストブック 15

いらっさいませ! ここはゲストブックです。 皆様お気軽に書き込んで行って下さい。 業者の宣伝はお断りです。 Genesis - "Can-utility and the coastliners" 絵はデューラーです。

上陸 6

初老の神父は目を丸くした。 彼は兵士と二言・三言交わした後、 咳払いをして牢屋越しのツナヒロの前に立った。 そして神父の口から流れた馴染みのある単語・・・ 「・・・ゴホン、あー、あなた・・・聖書の 言葉 わかる ですか?」 ついにきたーっ!! やっ…

上陸 5

ツナヒロが反撃しようとしないのを確かめると、 兵隊のリーダーらしき男は、村人にドナルドを抱えさせ、 ツナヒロを連行した。 いったい・・・いったいここはどうなってるんだ? 北朝鮮? いや、ありえない。 ではどこかの反政府系組織が支配するテロ集団の…

明日でブログ開設一周年!

・・・みたいです。 しかもしかもしかも! 訪問者数30000HITも見えてきました。 今週いっぱいかかるかな、と踏んでいたのですが、 先週のローゼンネタのおかげか、終末の訪問者数が一気にあがり、 明日か、遅くとも明後日には30000超えそうです…

上陸 4

「それならそれで楽しそうだな、 ノートンのことがなければハメを外して騒ぎたいところだ。」 彼らが10分ほど、防風林の中を歩き続けているうちに、 前方より数人のざわめき声が聞こえてきた。 どうやら、自分たちを迎えにきた村人か? だが・・・林のカー…

上陸 3

この船団が陸地に着いたのは陽が落ち始めてからだ。 午後4時かそこいらだろう。 陸地につくと、ツナヒロとドナルドは飛び跳ねながらその砂浜に降り立った! 「帰ってきた・・・帰ってきたんだなぁ、オレ達!」 ツナヒロは船員たちにお礼の意味を込めて、宇宙…

上陸 2

その小船たちは、すぐさま、この波に浮かぶ宇宙船の頭部に集まってきた。 船上には日に焼けた体つきの男たちが何人も見える。 「・・・ありゃ、アジア系ですなぁ・・・、でも日本人じゃなさそうだ。」 「ツナヒロ、中国語は?」 「ニィハオしか知らん・・・…

上陸 1

「・・・ツナヒロ、ここはどの辺りだと思う?」 「北半球・・・着水場所は肉眼でしか判断できないが、 東南アジア・・・いや、東シナ海か・・・沖縄付近だと思う・・・。 もっと先に進むべきだったんだろうが、肉眼だけだとさすがにな・・・。」 「沖縄か、…

らくがき ローゼンメイデン雪華綺晶

「だぁれが殺した、こまどりを・・・ そォれはわたしぃ・・・」 いつも自己流でラクガキしてるのもなんですので(こないだの「ゆっくり」は除外)、 たまには他の人の描くのを真似てみましょう。 いい勉強になるはずです。 そこで、こないだからはまっている…

有人火星探査船フォーチュナー 12

「ノートン・・・? おい、ノートンっ!?」 すでにノートンは首をうなだれさせていた・・・。 もう意識はない様子だ。 まさか、最悪の事態が・・・? そしてその二つのショックで、ツナヒロたちもミスをしてしまった・・・! 着水地点の見込みを誤ってしま…

有人火星探査船フォーチュナー 11

ドナルドとツナヒロは、ノートンの言葉を聞いて、一度顔を見合わせた・・・。 「わかった! 無理をするな・・・、 自分で限界を越える前にオレ達に声をかけろよ・・・!」 「ああ・・・!」 「大気圏突入!!」 その瞬間、フォーチュナーが爆発するかのよう…

今日の面接!!

ただいま、帰りました!! 今回の企業は前回と同業! 過去の学生時代の経験をアピール! ・・・で、目的地は埼玉県大宮! そこから線路で見ると一駅ちょっとなんだけど、 大宮でバスに乗れとのこと・・・。 できれば職場は自宅から一時間以内が望ましいのだ…

有人火星探査船フォーチュナー 10

既にノートンには、これから自分たちが乗り越えねばならない、 過酷な選択を伝えていた。 ノートンだって覚悟の上で宇宙空間に出ているのだ。 ここまでトラブルが起きて、優先されるのは、 とにかく地球に帰ることだと理解している。 任務の失敗や、国の名誉…

有人火星探査船フォーチュナー 9

これまでの異常値はなんだったのだろう? そしてあと一点、地上への連絡も不能のままだ。 何度も調べなおしたが、 フォーチュナーのシステムは全て正常なのだ。 地上に戻るにしても、 地上の管制システムを借りなければ、安全に戻ることなどできはしない。 …

有人火星探査船フォーチュナー 8

「ど、どうした、何かあったのか!?」 「ドナルド、ハハッ! 落ち着いて聞いてくれ、 数日前から、肉眼で見える星々のうち、 一つだけ、他の星と異なる動きをしているものに気づいたんだ!!」 「なに!? 惑星か!?」 「今、モニターに映し出してみよう・…

有人火星探査船フォーチュナー 7

「ドナルド? 例えば宇宙空間に磁気嵐とか・・・大量の宇宙線が流れてるとしたらどうだ?」 「ううむ・・・、可能性はあるが、 そうなると船の感知機器類のみ影響を受けて、 船内のその他の機材や、生命維持システムには全く影響がないというのか?」 ツナヒ…

やっばぁい! 翠星石ののしりボイス「朝ですぅ!」

えーっと・・・、 タイトルはまぁ・・・日記のつもりで書いてるんですが、 おまけでボイス再生してやるですので、こんな感じで・・・。 ★ やばいやばい、何がヤバいかですって? 仕方ないですねぇ! 人間!教えてやるです!! ハローワークで、「これだ」っ…

有人火星探査船フォーチュナー 6

「・・・ツナヒロ、ここまでの異常が起きてるなら、 急いでも仕方ないな・・・。 オレはノートンの処置をしておく・・・。」 「そうだな、頼む、オレは現在地だけでも把握できるようにやってみるよ・・・。」 しばらく一人で作業しているツナヒロの元へ、 ド…

有人火星探査船フォーチュナー 5

最初に目を覚ましたのはドナルドだった。 衝撃波を受けたのは全員同様だが、狭い部屋にいたために、 壁にぶつかったショックは薄かったのだろう。 頭をふらつかせ、足をよろめかせながら立ち上がる・・・。 「ツナヒロ・・・ノートン・・・無事か・・・!?…

ローゼンメイデン ちまちま薔薇乙女

(画面クリックで拡大されます) えーと・・・。 ゲーム画面はこちらから クソゲー!! すんげぇちっちゃい、 水銀燈 金糸雀 翠星石 蒼星石 真紅 雛苺 雪華綺晶の各キャラを並べて高得点をゲットしてください・・・。 消せるかーっ!! たまたま、サイト見回…

有人火星探査船フォーチュナー 4

「モ・・・モートン。 聞いて・・・いや、見てくれ・・・オレの目がどうかしちまたのか・・・!?」 「ど、どうした、ツナヒロ・・・。」 モートンは、言われるままその計器を見て、石のように固まってしまう。 あり得ない・・・ こんなバカな事があるはずが…

有人火星探査船フォーチュナー 3

二人はすぐにそれぞれの作業を開始した。 だが、真っ先に更なる異常を体験したのは、やはりドナルドだ・・・! 「おかしい・・・変だ・・・。」 「どうしたい、ドナルド?」 「管制室に連絡が取れない・・・。」 「・・・焦ってないか? 連絡が繋がるにはタ…