Lady Merry の日記

Yahooブログから引っ越してきました。

2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

今夜は Alicia Keys

http://www.dailymotion.com/swf/x1vxmr&related=0&autoplay=1 さて、今夜はまたしっとり系で・・・。 ”No One”とどっちにしようか迷いましたが、こちらの曲を・・・。 気になりましたら聴いてみてください。 どっちもお薦めです! これは・・・定職に就けな…

妖しき歓待者 14

「うわああああああっ!?」 タケルの絶叫が辺りにこだまする。 差し出した手が壁にも床にもぶつからない。 腕どころか、膝や足すらも支える地面を見失っている。 落下だ。 どこに!? さっきまで壁だったと思ったのに、実は壁と廊下の間に隙間があったのか…

妖しき歓待者 13

しばらくすると、また左右は壁になる。 結構長いな・・・。 そしてまだ誰もいない。 勿論、ここまで上下に伸びる階段や、 いくつかの扉、左右への通路などがあったのだが、 猫背の男に「まっすぐ」と言われているので、そのまま進むしかない。 別段、この道…

妖しき歓待者 12

神殿の中の大きな廊下には、左右に立派な燭台が掛けられている。 薄暗いとは言え、移動や仲間と会話するのに不自由はない。 恐らくだが、玉座か広間まで行けば、吹き抜けの構造になっているはずだし、 上部から光が差し込むはずだ。 猫背の男は「迷うことは…

妖しき歓待者 11

すると、 初めてこの猫背の男の顔は明るくなったような印象を受ける。 「さ、さようでございますか!? これはご無礼を・・・!!」 「気にすることはない、 私はもはや、この地で何の権力も持たない。 普通に客人として扱ってくれればいい。」 だが、男はさ…

そして今夜はChristina Aguilera

どうやらまた白人だったようです。 しかし彼女もブラック系の歌が可能のようですね、 Genie In A Bottle って彼女の歌だったのか、 また一つ知識が増えたっ! それにしてもダークなプロモだこと♪

妖しき歓待者 10

ふーん・・・、 なるほど、それはそれで一理ある。 決戦が王都ピュロスになるのであれば、 周りの村や町から兵士を集めるのは自然だろう。 事によると、神殿の守備が疎かになっていることが原因で、 この猫背の男は怯えているのかもしれないし。 ある程度、…

妖しき歓待者 9

「あー・・・、あなたは女神アグレイアさんの神官? そんなにビクつかなくても大丈夫ですよ、 オレらは敵対するもの以外に剣を向ける事はありません。 現に、デメテルさんやアテナさんとは友好的に迎えてもらいましたし・・・。」 その言葉に、猫背の男は精…

え!? マンション30万円!?

みなさん! 勿論、月額賃料じゃありませんよ? 中古の販売価格です。 場所は湯沢温泉・・・。 元はスキー場のホテルだったようです。 まぁ、新幹線の駅から23kmってのはやってらんねーですが、 同様物件には、駅から13分で38万円の物件もあります! …

妖しき歓待者 8

入り口を守る兵士たちの胸中などわかる筈もなく、 二十数名のタケルたち一団は、 案内されたとおりに、町の大通りを進む。 ここでも多くの住人たちが、彼らを静かな目で見つめている。 やはりデメテルやヘファイストスのテメノスほど、友好的な視線ではない…

妖しき歓待者 7

すぐにサルペドンは顔を戻し、タケルの問いに答える。 「うむ、基本的にはそうだ。 太陽の神ヘリオスが、自分が眠っているときですら、ある程度稼動できるように、 特殊な術を以って運行させている。 ・・・そういえばだが、この町のアグレイアもその術に参…

妖しき歓待者 6

スサの一団が、その町に辿り着いたのは、 まさしく正午を過ぎたころであった。 元来、町の防護というものを考慮していないらしく、 城壁や城門のようなものはない。 ただ、スサという侵入者を警戒しているためだろう、 即席に作られたと思われる柵のようなも…

妖しき歓待者 5

これ以上は、モイラを詰問しても仕方ないのだろう、 ゼウスは現状認識を先に行うべきと判断する。 「では、『現在を視るモイラ』よ、 今、アトランティスの末裔どもはどこにいる? そろそろアグレイアの町に辿り着いたころか?」 それまで姉の陰で緊張してい…

今夜はしっとりと・・・Faith Evans

↓猿やんっ!? Faith Evans - I Love You あ、違う違う! この人はTeena Marieのなんかの曲に参加してたな! youtubeでいろいろ聞いてたら、ソウルフルな歌や、ドナサマーのカバーも歌ってるっ! それにしても、 この曲、・・・しっとりっていうより、しっぽ…

妖しき歓待者 4

やがて、 モイラの予知能力のスキャンは終わったようだ・・・。 しかしやはり彼女は首を横に振り、 申し訳なさそうにゼウスに向かって頭を下げた。 「・・・何度予知してみても視える物は一緒でございます・・・。 ゼウス様も大怪我を負うことになります。 …

妖しき歓待者 3

この期に及んでまだ言い張るか? 考えてみれば、スサが死の神タナトスとぶつかった時も、 「嘆きの荒野」で起きた、強力な思念波動をモイラ達は浴びせられてしまっている。 では、それ以来、彼女たちの感知精度に狂いが生じているとでもいうのだろうか? そ…

妖しき歓待者 2

さてさて、 こちらは王都ピュロスのゼウス神殿。 少年神ヘルメスの報告を受けたゼウスの機嫌は、周りの者全ての神経を過敏にさせていた。 自らの右腕たるハデスを破られて、 確実に自分が腰をあげねばならない状況に、イラついていたのである。 今回、その鬱…

妖しき歓待者 1

冥界の王ハデスを撃破し、勢いに乗るスサの一団、 敵軍のナンバー2を打ち破って、後は最終目的地までは次の町をクリアすればいいだけなのだ。 これまで様々な障害や困難が立ちはだかったが、 どうにかこうにかここまで来た。 これより先に待ち受ける、オリ…

今夜はこの曲! P!NK

今までバラード調が多かったので、 今夜は趣を変えて・・・。 なお、この人、白人ですが、 ジャンル的にはR&Bに組み込まれていることがしばしば多いようですので、 特別にうpします。 ビデオやりたい放題やな・・・。 そして興味があればこっちのライブも・…

死者を呼ぶ者 最終話

一方、 相変わらず、冷静な思考を保っているサルペドンは、 タケルの勝利への祝福などは他人に任せ、 自らにしかできない仕事に専念する。 このメタパの町の兵士たちに、 ハデスの救護と、ヘファイストス及びネレウスの解放を指示したのだ。 もちろん、ハデ…

死者を呼ぶ者 46

どの道、戦闘不能には違いない。 戦闘不能に陥った相手に対し、わざわざ止めを刺すつもりもない。 そのことを自分で認識すると、 タケルは振り返って、仲間たちに向けて腕をあげた・・・。 勝どきだ! 何か・・・自分の中でまた何かが変わった・・・。 いや…

死者を呼ぶ者 45

ハデスの跳んだ方角に向けて、 タケル最大の雷撃の津波が襲い掛かる!! 「うおおおおおおおおっ!?」 自分の命が懸かってるのだ、 ハデスも必死の抵抗! 最後の手槍を自らの前方に投げ出し、雷の避雷針にっ! 瞬きする間もなく雷の激流は、この場にたった…

今夜のMUSIC Brandy & Monica

Brandy & Monica | The Boy Is Mine | Music Video + Lyrics ビデオの最後の男、わろす。 タケルも、ミィナか今日子ちゃんかはっきりさせようね? うーむ、曲増えてきたな・・・。 そろそろ音楽だけで書庫作ろうかな?

死者を呼ぶ者 44

先程、ハデスが自ら吐露したとおり、 もうこの男に奥の手など残っていない。 本来ハデスの戦術は、 霊体攻撃で自我を崩壊させた者に、手持ちの槍を突き食らわすという、至極明快な戦術だった。 スサという多勢を前にした状況にあっては、姿を透明にして、 絶…

死者を呼ぶ者 43

タケルはしばらく動けないままでいた。 自らに起きたカラダの変化・・・。 美香の「魂?」・・・ 彼女の意識を構成する何かが、自分の中に入り込んでくるという感覚の意味、 それらを自分なりに解釈しようと、 どう消化を試みていいのかわからなかったのであ…

ではこの曲を・・・ Chantay Savage

とゆーわけで、 こんな曲はいかがですか?

死者を呼ぶ者 42

美香の本心・・・、 それは偽らざるものだろう・・・。 あの時の満足そうな表情を忘れるものか・・・。 だがそれは美香の本心かもしれないが、 タケルは違う。 タケルが望んだのは、姉の幸せ・・・。 子供のころからあまりにも重過ぎる責任と重圧を背負わさ…

死者を呼ぶ者 41

歪む? いや、これは溶け始めているのか? 霊体である美香のカラダが、剣が刺さった喉元を中心に溶け始め、 なんと天叢雲剣の剣身を伝って、タケルの腕に・・・胸元に流れ込んでいく・・・。 いつの間にかタケルの喉へも、美香の木刀が吸い込まれていく。 「…

死者を呼ぶ者 40

「何をしているのです、サルペドン! 早く、彼らを・・・!?」 サングラスの奥から・・・、 サルペドンの左目は、変わらず二人の姿を映し続けている・・・。 「マリア・・・あれは、・・・何だ?」 「・・・え?」 「お前の目には何が映っている? 美香とタ…

死者を呼ぶ者 39

辺りにこだまするはハデスの嘲笑・・・。 「フ・・・ふははっ! フハハハハハハッ!! 素晴らしいっ! 素晴らしい勝負だったっ!! この私が見とれてしまったよっ!? 確かにこの地下世界でこれほどの悲劇を見ることなど有り得なかった!! 感動ものだ! 他…