Lady Merry の日記

Yahooブログから引っ越してきました。

2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

疑問

ツォンがショックを受けている事はフラアにもよく理解できる。 フラアは、出来る限りの優しい顔をして、ツォンの表情を覗き込む・・・。 「私たちにもわからないの・・・、 ウィグル王列伝は、ウェールズ国王の治世中にいきなり途絶えてるし・・・。 一般に…

遠い過去の記憶

フラアは精一杯の微笑みを浮かべて両手を差し出す。 「あ、あたしの知ってる事は何でも教えるから・・・、ね?」 まずは食料を恵んでもらわなければ! ツォンは「仕方ねーなぁ」とでも言わんばかりに、携帯用の小さなパックをフラアに渡す。 ついでに封の切…

メリーさん召喚の儀式

・・・すいません、 嘘です。 例の画像で遊んでます。 でもこれからお仕事です。 お帰りは明日の朝なので、訪問もコメントもできません。 ああ、皆さんはゴールデンウィークですか、そうですか。 さて、 そろそろ、仕事のお勉強もひと段落し、 夜のお仕事に…

魔女の来歴

そこを疑われてはたまったものじゃない、 フラアはむきなって否定する。 「してないわよ! 話すと長くなるんだけど、あたし・・・魔女の疑いをかけられたの・・・! もちろんあたしは普通の女の子よ! だけど、あいつら迷信深いって言うか、一度疑われたら、…

ツォン・シーユゥ 2

ぐぅぅぅぅ! あ、やっぱり・・・。 さっきからやたらと、お腹の中から「めし食わせろ」の大合唱だ。 「あ、あの・・・ツォン君・・・ツォンさん?」 「君でいいよ、呼び捨てでもいいし・・・、さんづけされるの慣れてないんだ、 むぐむぐ・・・れ?」(で?…

発覚と発見

そこでフラアは話を理解するよりも、 ウィグル王列伝に記されている、シリスの従者の記述を思い出した。 ちなみにウィグルで教育を受けた子供は、 ウィグル王列伝を読むことを必修とされている。 「そ、そういえば、ウランドン・ジェフティネスが開発した空…

ツォン・シーユゥ

その瞬間、子供は手を叩いて喜んだ! 「おっしゃあ! 実験成功!! 400年の時を越えてツォン・シーユゥふっかぁつ!!」 フラアは何が何だかわからない。 実験? 400年の時を越えて? いったい何!? 何がどうなってるの? 喜ぶツォンとやらに、おずお…

メリーさんの「ゆっくりしていってね」ver2.

新作とは言えませんね。 以前この顔で、弾むバージョンでやりましたが、 今回、画像合成サイトで遊んでみました。 タイトル「ゆっくり息を吸ってね!」の方が良かったかな? なお・・・この手の画像を欲しい方は、ゲスブに磔に・・・、 いえ、ゲスブに貼り付…

明る過ぎるけど謎の子供

「わ! わ! わぁ! 暴れないで暴れないでぇ! 脅かしたのは悪かったから!!」 子供の声!? 申し訳なさそうなその声に、 ようやく幾分、恐怖が薄まり、フラアはカラダの動きを一瞬止める・・・。 「だ・・・だれ?」 引き摺り込まれた空間の中は、真昼のよ…

異質なる空間

追手の一人がようやくこの部屋に降り立った時、 そこには生きている人間は誰もいなかった・・・。 「おーい、中はどーなってるー!?」 上から仲間が声をかける。 部屋に降りた男は、フラアが驚いた時と同様、部屋を見回してしばらく声が出ない・・・。 違う…

白い小さな手

ドガタァン!! えっ!? フラアが振り向くと、先ほど自分が落下してきた穴の上方から声が聞こえる・・・。 まさか・・・。 「おい! 見つけたぞ! この穴の下だ! 間違いねぇ、雨で地盤が緩んで、この穴の中に落っこちやがったんだろう!」 「でも入れるか…

フラアを追う視線

フラアがこれらの彫像に夢中になっている間、 一つの異変が起きつつあった。 ・・・彼女はそれにまだ気づいていない・・・。 視線・・・。 この部屋の空間・・・そのどこかのある場所から、 一つの視線が彼女の姿を・・・動きを追っていたのである・・・。 …

メリーさんの突っ込みニュース

公私ともに忙しい方の為に、 情報過多の世間の波に埋もれる気になるニュースをメリーさんが狩る!! 2chのニュース速報板に上がった物を羅列しますので、 気になる方は検索してください。 ==============================…

400年前の英雄たち

暗がりなので、顔の細部までは分からないけども、 見ようによっては、少女のような美しい顔立ちをしているようだ・・・。 じゃあ他は? こっちは・・・髪の長い女性? うぃっち おぶ うぇーるず・・・ 聞いたことがある・・・あ、やっぱり。 フェイ・マーガ…

月の天使シリス

に・・・逃げなきゃ!! だが、哀れな事に、もう彼女の足は主人の言うことを聞きはしない・・・。 必死に壁を這って、フラアは逃げようとするも、 もう、一度に2~30センチしか進むことはできないだろう・・・。 パニックに陥ったフラアが首を戻した時、 …

遺跡の中に蠢くもの

ウゥゥウンー ・・・ 何これ? まさか声? 聞こえる・・・。 誰かいるの? まさか・・・これが幽霊話でちょくちょくでてくる謎の唸り声だというのっ? これはでも・・・声ではない・・・? 音? 音は周期的に同じ音を繰り返している・・・。 人間だったら同じ調子…

悲鳴

「きゃあああああああああっ!!」 ズザアダァッ! い・・・い・・・ いたぁいぃぃぃ!! からだが・・・うぅ・・・ん ! しばらくフラアは身動きできなかった・・・。 いま、何が起きたのか、考えることすらできずに・・・現状認識を行う所からまずはスター…

薔薇水晶ラフ

今週は休みが多いです! つうか、今月は今日で休みは終わりです。 なので、今書いてるフラア・ネフティスも書きためました。 遺跡から脱出するところまでは何とか・・・。 そして午前中、洗濯などをしながら、前作の「過去からの漂流者」を読んで、 特に矛盾…

遺跡の招待

登っているのはいいのだが、スピードがもう全然遅い・・・。 何しろ体力も限界に近いのだ。 カラダの節々の痛みは完全に麻痺してるが、 きっと一度休めば、次にカラダを動かそうとする時、自分のカラダをいかに痛めつけてしまったか、 まざまざと自覚出来る…

逃走ルート

追手に見られないように、 ランプはできるだけ体の陰に隠していたが、 何しろ暗くて、何度も躓く。 思うように歩くこともできない。 追手は遠慮なく松明を照らしているので、 追いかけてくるスピードが違う。 果たして逃げ切れるのだろうか? この辺りには、…

15000円げっと! We Want the Funk!

確定申告後の還付金が戻って来ました! 正確には15000円未満ですけど嬉しいです! 定額給付金と合わせれば2万7000円か!? 壊れかけてる自転車買えるし、洋服もちょっとは・・・!? だっだっだぁらぁ♪ どぅっどぅっどぅ~どぅどぅどぅ~ だぁっだ…

追手

丘の中ほどまで登ってきただろうか? 幽霊の出る遺跡の怖さもあって、 一度、フラアは元来た道を振り返る・・・。 その時、彼女はまたもや衝撃を受ける事となる。 丘の中腹からは、ラシの都が一望できるが、 今は夜なので、城壁付近の各所に焚かれてる篝火が…

怪奇伝説

ラシが都として栄え始めたろ、 既にその丘には、誰も立ち入ることができなかった。 旧ウィグル王国時代の建物らしきことは、すぐに判断することができたのだが、 人が居住していた痕跡もないし、町としての機能もなさそうであった。 単純に「何らかの広く大…

旧ウィグル王国の遺跡へ

どれぐらい歩いたのか・・・、 もう、体も冷えてはいない。 ずっと歩き通しなために、汗まみれな気がするが、 体温が上昇していて寒さを感じないのだろう。 もちろん、コーデリアがくれた上着のせいもある。 ラシの城壁を越えると、 北方の方角は丘陵地帯と…

決別

フラアもコーデリアに対し、今さら自分の弱い部分や甘えを見せようなんて考えもしない。 必死に涙が出そうになるのを堪えて話題を変える。 「もし、・・・ほ、法王庁の人間に見つかったらあなたもただじゃ済まないわよ?」 「へっ! 言っとくがアタシはそん…

城壁を越える

王都ラシは城塞都市であり、 街の中をいくつかの堀で仕切られている。 実際、これまで他国から王都を攻められるケースなど皆無なので、 その機能は敵国からの防衛よりも、 治水や生活排水に重きを置いた堀である。 すぐに二人は目的の場所にたどり着き、 し…

コーデリアの正義

例え長年喧嘩してた相手だろうと、フラアを憎ったらしい相手だと思っていても、 コーデリアにはコーデリアの正義があった。 フラアに「いつか思い知らせてやる」とは本心から思っていたが、 魔女裁判にまでかけられて、殺される必要なんてないはずだ。 それ…

こんな事言うから麻生内閣支持率30%に

まぁ見てくだされ。 民主党・鳩山 参政権 化けの皮が剥がれた?二コ動より引用転載 「定住外国人も税金を納めてる」? それは日本のインフラの使用料です。 「日本が自信を失っている」? 自信があろうが無かろうが、外国人が参政権持ったらどうなるかわから…

資格試験結果と世界征服計画の展望

さて、皆様。 特に心配して書き込みしていただいた皆様、 応援大変ありがとうございました。 本日、今仕事をしている関係上の資格試験を取りに行きました。 本来は、もうワンステップ上の資格を取らないと、 あまり意味はないのですが、そちらは講習を受ける…

じゃあ試験落ちに行ってきます・・・

きのうの2chに書いたこと。 > そして明日は資格試験です。 > まったく勉強してません、 > もうダメです、 > 終わりです。 > この世の最後です。 > ではみなさん、さよーならー! 落ちれば昼過ぎに帰ってくるでしょう・・・。 今回は日常の記事では…