Lady Merry の日記

Yahooブログから引っ越してきました。

2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ローゼンメイデン!? NO!! 老人処女!!3&4

・・・ なんかとんでもないことをやっちゃってる気がする。 右側なんか河野洋平に見えるし・・・。 ああ、もうね、余計な皺入れただけだから、 それとっちゃえばある程度、まともに見えるはずなんだ・・・。 でもね・・・。 いいや、 ばっくれちゃおうかしら…

目撃者

一度火がついた欲求は抑えようもない。 ピエリの内心には、 「こんな事をしてはいけない!」という正常な部分も残していたが、 無理やり理由を見つけて、自分自身を正当化していたのである。 彼が湧きあがらせてしまった激しい感情は、 その対象者を征服した…

決壊

普通、一般的に・・・ 兄妹で「そんな」感情など起こりうる訳もない・・・。 生物的な本能か、 社会的慣習で深く良心に植え込まれているせいかもわからないが、 血のつながった者同士なら、親近感は覚えても、 性的な欲求など・・・。 だが、ピエリは過去に…

禁断

ピエリの思考は、普段では決して思い浮かべないような短絡的な感情を暴走させる。 何でオレは、こんな目に遭ってるんだ・・・! 今も体のあちこちが悲鳴を上げている! 誰のせいで!? ・・・フラア!? オレは真面目に生きているし、未熟とはいえ仕事にも精…

衝動

再び寝室は暗くなったが、もう事実を隠す事もごまかす事もできない。 ほんの一瞬しか見えなかったとはいえ、ピエリの顔面が変形するぐらい腫れあがっていたことだけは、 フラアにもはっきりとわかった。 「なに? お兄ちゃん、まさかケンカでもしてきたの!…

蒼星石・・・ずっと一緒ですよ・・・

いよいよ双子! さて、 病床の身でラクガキしたこのカット・・・、 そうです、 線を入れれば老人処女と相成ります。 ・・・このまま真面目に描いてもよさそうだけど、 せっかくシリーズ化できそうなので・・・。 でも腕の絡み描くの大変そうな気も・・・。 …

発覚

「お兄ちゃん? 今頃帰り? いくらここのところ、ヒマだからと言って、お寝坊は・・・ うわっ、 真っ暗じゃない、明かりぐらい・・・。」 工房の先のピエリの寝室は真っ暗だ。 鍵は普段も掛っていないので、中に入るのは問題ない。 ピエリの部屋は、窓の閂が…

胸騒ぎ

ピエリが家に帰ってきたのは、時計の針が12時を回ったころだった・・・。 いつもピエリが飲みに行く時でも、大体12時前には帰宅している。 父母は「遊びたい盛り」のピエリが、 ここのところの憂鬱な事態に、ハメを外してるのだろうと、とっとと寝室に入…

病院日記

ゲホッ、ゲホッ あのオヤジ、風邪の菌ばらまきやがって・・・! なにが「オレは飲食業上がりだから、くしゃみには細心の注意を払う」だ!? あんな大きな口を開けて、室内の中央にゲホゲホやってりゃ、 ウィルスなんかあっという間に蔓延するわ!! うぇ~、…

集団私刑

本当にオレは、子供の頃からこいつらと同じ時間を過ごしていたのか・・・!? こいつらはオレの知ってるデボアと同じ人間なのか!? まるで、全くの別人に取って変わったみたいに・・・。 いや、もうそんな錯覚は個人レベルでは済まなかった・・・。 町の人…

妹の為に・・・

「ああん? だからよぉ、 夜な夜な魔術かなんかで、オレ等の心を惑わしてんじゃねーのかぁ? とんでもねぇ女だぜ! それに元々お前ら一家は余所者だ、 どこからやって来たかもわからない。 そんな・・・」 言い終わる前に、ピエリの右拳は勝手にデボアの顔面…

魔女のレッテル

さて、デボアもケィデンスも、 実際、魔女がホントに存在するのか、 まして小さい頃から知っているフラアが魔女なのかどうか、 自分たちでも確信を持っていたわけではない。 ケィデンスの方は、フラアが魔女だなどとは信じられない様子だ。 それで、あんなお…

ヤズス会マグナルナ派

あまりに信じがたい言葉が親友の口から放たれた。 辺りは既に薄暗く、ピエリの視界には、二人の友人の突っ立ってる姿しか映らない。 耳に入る音も、もはや周りの喧騒としてしか認知できなくなっていた。 そしてピエリはようやく、 デボアの言葉の意味を飲み…

町じゅうに広まってる噂

そう思った瞬間、デボアが席を立った。 しかも、呆気にとられるピエリを無視し、ケイデンスに「行こうぜ」と言って帰り支度を始めたのだ。 「て、てめぇ、デボア!!」 すぐにピエリもデボアの腕を掴むが、無理やりデボアはその手を振り切り、店の外へと出て…

飲み屋の友人たち

さて、客の来ない店先にいても仕方なしいし、 そんな状況で修業を続けても気が滅入るだけだ。 兄のピエリは週末、久しぶりにゼペットさんの飲み屋へと出かけてみた。 ひょっとしたら知らず知らずのうちに、陰気な顔つきになっていたかもしれない。 友人と騒…

転がリ始めた一家

最も早くその変化に気づいたのは母親だ。 いつものご近所さんの態度がやけに余所余所しいのだ。 集団に参加する時はそうでもないのだが、 一対一で主婦仲間に話しかけると、 壁でも作られたかのように、しゃくし定規の挨拶で終わってしまい、 世間話をするこ…

気楽なフラア

フラアは相変わらず、呑気に女友達と遊びに出掛けたりして、 あまり、気にも留めてないようだったが、 こういう空気の時は、 気楽に父親たちを元気づかせようと健気に振舞う。 「じゃあさ、友達の子たちに、宣伝してこようか? みんなお金ないけど、サクラに…

閑散とするショップ

「待って下さい、せめて理由を! それにキャンセル料が・・・」 「黙れ、ピエリ!」 店側に原因がなければ、キャンセル料を請求できるケースだ。 だが、昔堅気の職人である父親はそれを良しとはしない。 それにこれまで上客だったアブリーに、そんな真似を取…

兆候

数日後、最初の兆候が現れた。 このアクセサリーショップに、 馴染みの客がやってきた。 父親は作業をストップして満面の笑顔で応対する。 ピエリは後ろの方で、控えめな愛想笑いを浮かべて頭を下げた。 「いらっしゃいませ、アブリーさん、 ご注文された奥…

ROZIN MAIDEN No.2!老人処女金老雀!

ああああ、全然老人ぽくないっ!! 描き直しかぁっ!? 「・・・あれから2億5643万232回の失敗を経て・・・ ようやく他の老女たちをとっちめるのかしらっ!!」 主な必殺技: 攻撃のワルツ 追撃のカノン 反撃のパルピータ ディスコード 野薔薇のプレ…

ぐわっ! あばらがぁぁ!!

2~3日前、 仕事中、建物のとある倉庫に入ることになりました。 まぁ、私がその場で一番、身軽ですので・・・。 その倉庫と言うか、小部屋はウェストより高い位置にあり、 両手を使わなければ中に入れません。 さらに言うと、周りに障害物があったために、…

お休みなさい、今は夢を・・・

こういう慣習は慣習として、 この家庭では、親子のコミュニケーションは良好だ。 一人でハナレに向かう息子に、母親も気遣いを見せる。 「フラア、悪いけど、昼間干してた毛布、ピエリのところに持ってってやってくれない? どうせ、あの子、酔っぱらって寝…

家庭の風景

四人の家族は、毎晩、同じテーブルで、 くだらないことで盛り上がったり、 時には子供たちの行儀の悪さを叱りつつも、仲良く暮らしてきた。 どこの一般家庭でもあるように、 奥様連中の井戸端会議では「ウチの息子がねぇ・・・」などと、 ありきたりの悩みも…

オヤジの野望

実を言うと、この日は別に何が起きたという話はこれ以上ない。 家には、やはり酔っぱらいやすい体質の、くたびれた感じの父と、 太ってるまでも言わないほどの、小柄で肉付きのいい母がいる。 コーデリアがフラアに罵詈雑言浴びせたように、 この家庭は、昔…

家路

ちょうど、日が西の山々の裾に隠れきったようだ・・・、 辺りは薄暗くなり始める。 ピエリは後ろの妹の顔を覗き込んだ。 ああ、・・・確かにこいつ、かわいくなったなぁ・・・、 勿論、フラアは兄の不思議な表情に気づく。 「な、何、お兄ちゃん?」 「ん? …

優しい兄ピエリ

フラアは真面目な顔して兄の指摘を真に受けた。 「あっ、そっかー、 じゃあお兄ちゃん、つけてみる?」 そう言いながら、フラアは兄の背後に立ち、 されるがままのピエリの頭にデコレートしてやった。 ・・・少なくとも、酔っぱらって顔が真っ赤のピエリには…

賑やかな若者たち

「ピエリ~、おまえ、フラアちゃん可愛くなったよぉぉ~! 予想通り・・・いや、予想以上の成長だよ!! これは・・・おまえ、もっと奇麗になるぞ、この子・・・! どうだ? 今度、オレとデートさせろ、な? 親にも・・・その、うまくオレをアピールしておい…

兄ピエリ

照れ笑いを浮かべながらフラアは辺りを見回す。 大体が子供のころからの顔見知りなのだ。 不安や警戒心など浮かべる必要すらない。 ・・・でもここに来たのは・・・ あー、いたいた! 「お兄ちゃん!!」 カウンターの片隅に若い数人の男が固まっていた。 お…

フラア 飲み屋へ!

夕日が西の山々の陰に隠れようとしている。 石やレンガで造られた町並みは、オレンジ色に染められつつある。 すでに王統府が運営した戴冠パレードは終わりを告げて、 後は庶民や町が勝手に盛り上がる祭りが続く。 普段なら、家路につく人々・夕飯の支度など…

緒沢タケル戦士編ついに・・・すいません・・・。

恒例、大昔のラクガキ帳から・・・。 女性を連発したので、男性キャラもいきましょうか。 緒沢タケルに関してのラクガキは、 主人公だけあって、かなり描いたと思うのですが、 何分にも、最も多い彼のカットは、 オリオン神群編以降・・・そして「月の天使シ…