謎にして不遇な民族 ヤズディ族

ここ最近、中東では、日本では想像もつかない恐ろしい出来事が繰り広げられています。

イスラムの中でもかなりの過激な集団と言えるイスラム国が、近隣部族を襲い、

中でもタイトルにあるヤズディ族を、

男は処刑し、

女は強姦したり、奴隷にしたり、人身売買を行っているとか。

 

いつまで人類はこんな歴史を繰り返すのか。

 

イスラエルのパレスチナ侵略も誰も止められないのに（止める気が全くない連中が世界を動かしてる）、

 

ウィグルでは中国の弾圧がさらに激しさを増していると言うのに。、

 

お前ら、そんな大儀を抱えてるなら、

抵抗できない弱い者より、

武器を持つ者同士で撃ち合いでもすればいいだろうに。

 

まぁ私の願いは別として、

最近、いろんなニュースに取り上げられていましたが、

タイトルにあるヤズディ族、

私は知りませんでした。

なんでもクルド族の少数派だそうですが、

彼らの宗教なるものがあまりにも特殊で、最初彼らの詳細を知った時、

目を疑ってしまいましたよ。

 

なんでも、彼らの宗派はそのもの、ヤズディ教といわれており、

この21世紀にあって、

あの、ゾロアスター教の流れを汲むのだとか。

一応、一神教らしいですが、主に大天使を崇拝して、

メソポタミアやキリスト教、ミスラ教、イスラム教など、近隣のいろんな宗教の影響を受けてるらしいです。

 

原則、改宗を認めず、他民族からの帰依も認めていないので、

完全に閉鎖された教義となってるようで、詳細がわかりません。

 

そして、そのせいで、イスラムの原理主義者たちから邪教扱いされて、

迫害を受けてしまうわけですが、

なんとかこれ以上の悲しい運命から脱出してほしいものです。

 

それにしても、本当にイスラム地域にこんな宗教が存続してるなんて思いもしなかった。

学生時分には、

伝説の暗殺者国家イスマイリとかも興味津々で調べまくったものだが、

まだまだ世界は広いし深い。