2009-01-01から1年間の記事一覧
なるほど、 矛盾を抱えているのは一人ではない。 タケルですら「仲間を信用しろ」と言いつつ、 その悩みを打ち明けることができない。 サルペドンとの違いがあるとすれば、 サルペドンの能力の正体は判明した・・・、 タケルに関しては、まだ謎が多すぎる・…
基本的に、今のサルペドンは全面的にタケルを認めている。 どんな言葉が出てこようが、馬鹿にしたり軽んじて見ようなどというつもりはない。 素直にタケルの言葉を待つ。 ・・・それでもタケルの口から出た言葉は、サルペドンにとって意外すぎるものだった・…
今度はタケルの剣が空を切る・・・。 「ちっ、逃げやがった・・・!」 再びヘルメスは瞬間移動を使って、どこかへと行ってしまったようだ。 警戒は解かないほうがいいかもしれないが、 あの感じでは暫く寄ってこないとは思うのだが・・・。 それにしても随分…
オリオン神群ヘルメスの能力は瞬間移動・・・。 彼は・・・スサの誰にも悟られぬように、 微動だにしない体勢のまま、その場所から消え、 そしてまた、誰の目にも触れないうちに、 その姿を、タケルの背後に出現させたのだ・・・! 食らえっ! 周りの者がヘ…
宇宙で最も、地球に似た環境を持つ惑星が発見されました。 距離は地球より42光年。 半径は地球の約2.7倍。 ********************************** 表面温度は推定120~280度で、生命体を維持するには高温すぎる。 しか…
一方、サルペドンは力が抜けて、その場にしゃがみこんでしまった。 そして彼の脳裏には、一人の若き女性の姿が蘇える・・・。 ・・・まさしく美香だ・・・。 タケルの説教が、美香のそれとダブってサルペドンの目に映った。 勿論、口調や言葉の使い方は全く…
いきなりの雲行きの変化に・・・、 想像もできなかったサルペドンは、次の言葉が見つからず、立ち尽くすしかできない。 そこへタケルの追い討ちが・・・。 「聞ーてんのか、サルペドン? お前は俺たちを信用できないのか、できるのか? さっさと答えやがれっ…
もう、サルペドンはスサの全員の顔も見ることができなかった。 顔をうつむいたまま、 またもや、「すまん・・・。」 そういって、背中を向けたのである・・・。 これでいいんだ・・・。 あとは一人でやるべきなのだ。 本来なら100年前に命を失っていたは…
一度、サルペドンは口を拭った・・・。 辺りを見回して・・・そして自分の本当の目的を、声に出す前に自問する。 オレは・・・。 「タケル、みんな・・・。 私はずっと、罪の意識に苛まされてきた。 自らの信念は、100年前より今に至るまで、 決して揺ら…
いや、単に人面石の動画がないかと探していたのですが、 これは、・・・あまりにも・・・。 衝撃映像 火星に生物 実写 matchnews
「立てよ、サルペドン・・・!」 意識ははっきりしてたが、いざとなると足腰がふらついてる。 そういや、既に最強の戦士となりつつあるタケルの攻撃を、直に食らうのは初めてだな・・・。 まぁ、 もしかしたら、これで無意識のうちにセーブしてるのかもしれ…
その歩みには硬い意志がある・・・。 どちらかというと、いままで優柔不断だった気の多かったタケルが、 確固たる決断を以って、サルペドンに近寄ったのである。 グィ! いまだサルペドンの傍にいた酒田を無造作に押しのけ、 その右手に力を込めて・・・。 …
今までのサルペドンの姿を知るものからは想像も出来ないだろう。 彼は、眉間に深い皺を浮き上がらせ、その顔も見えなくなるくらい頭を低くした・・・。 「みんな・・・酒田・・・すまない・・・。」 やがて、この場でサルペドンを除いて最も高齢で、最も思慮…
無言のサルペドンに代わって、マリアは必死に事情を話す。 「酒田さんの仰ることは良くわかります。 ・・・ですが、 ポセイドンの大地を揺する力は、何の関係も無い民間人をも巻き込んでしまうのです! それに・・・力を多用すれば、必ずこの地下世界のオリ…
酒田の拳は、 胸元というよりも、サルペドンの喉や顎先をぐいぐい圧迫する。 それなりの痛みもサルペドンは感じるはずだ。 だが、彼は何も言わない・・・。 ただ黙って、酒田の追求を甘んじて受ける。 「やめてくださいっ!」 酒田の行動を制止しようとする…
サルペドンは先ほどから微動だにしない。 サングラスの奥の瞳はタケルのほうを向いているのか? そして何故、反論しない・・・? 何故、否定しない? 何故・・・黙っているままなんだ!? やがて・・・サルペドンはため息をつくと、 ゆっくりと自らの右手を…
そんなわけで、まだカラダの出来上がっていないヘルメスが、 タケルの脅しにビビッたとしても無理はない。 本人はそれを決して表に出さないように懸命だが・・・。 「な、なに、マジになってんだよ? そんなに知りたきゃ、後ろの本人に確かめりゃいいじゃん…
ついに衝撃の事実が明るみになる。 今のヘルメスの言葉が何を意味するのか、 スサのメンバーの全員がすぐに理解できたわけでもないが、 以前から、サルペドンの来歴に違和感を持つ者、 これまでスサの戦いの中で数度起きていた、偶然とは呼びがたい地震・・…
「へっへぇ~、そこの色眼鏡をかけたおじさん、 あんた・・・、その眼鏡の下はどうなってるんだい?」 「「!!」」 サルペドンとマリアに緊張が走る! まさかっ! そして彼ら二人以外には、当然何のことかは分からない。 何故、サルペドンの顔の事なんか気…
「俺が教えてやろうか?」 不意に聞こえてきたその声と、マリアの視線によって、タケルは敏感に後ろを振り向いた! いや、正確には真後ろではない、 それは木の上から・・・。 「おまえは・・・! ヘルメス!!」 相手が少年の姿をしているとは言え、 タケル…
さっきスクエニのFINAL FANTASY XIのベンチマークテストを XPモード(VMWare)で試してきました。 無事に起動し、デモは見られます。 partycastleだけだめだなぁ・・・。 何が問題なんだろ・・・。 一応心ある方にアドバイスを期待して・・・。 dxdiagの結果…
朝になった。 朝日が昇る・・・というシチュエーションが存在する地下世界ではないが、 擬似太陽が輝きを増すにつれ、気温が上がり始める。 それまでの冷たい空気が暖められて、辺りに霧が発生しているようだ。 ここに至るまで何回か見た現象である。 その霧…
権力の神クラトスは何か言おうとしたが、 足元に唾を吐くと、 もう一人、傍にいる鎖を手にした女性・・・ビアに向かって話しかけた。 「おい、そろそろ戻るとしよう、 ハデス様も待っていらっしゃる。」 その女性こそ、暴力の女神ビア、 先ほど鉄製の檻を鎖…
帰りは明日となります! みなさま、 Partycastleに興味が出てきましたかね? 私は出遅れ~、 ちなみに物語ヘファイストス編で最後に出てきた名前は、 Lady メリー第二章で、マリーちゃんを助けた人物です! もちろん、もう生きていないですけどね? では!
「さっさと入れ、オラァ!」 野太い声と共に、激しい金属音が打ち鳴らされた。 ぶっとい鉄格子に、これまたごつい鎖の先端が衝突した音である。 ヘファイストスは、のそのそと見っとも無く這いずり回って、 ようやく鉄格子の中に納まった。 一応、老人ネレウ…
王都ピュロスの近隣、ハデスのテメノス(神領地)であるメタパは、 その大きさも人口密度も、村というよりかは町に近い規模である。 ところどころ岩肌がむき出しになり、 高低の多い、丘陵地帯と考えてもらっていいだろう。 当然、坂道や傾斜、石段などが多…
ダメでした・・・。 ディスプレイアダプタが XPモードだと Virtual PC Integration Components S3 Trio32/64 というデバイスになってるのですが、 これがDirectXに対応してないそうなのです! ためしにもう一つ、 VMWareという仮想マシンを導入して…
そしてこちらは、ヘファイストスとネレウスを連れた荷車の一団。 先頭は5~6頭の馬に率いられ、比較的とは言え、なだらかな道を次の町まで走り続けている。 夜道であるが故に、それほど飛ばしてもいないようなのだが・・・。 一際大きい荷車の中には鉄でで…
サルペドンの怒りは凄まじい! 「・・・奴らは! 敵である我らスサではなく・・・、 これまで忠誠を尽くしてきたヘファイストスを罰しようというのか!? 直接の相手である筈のポセイドンでもなく! 先代と二代に渡って巻き込まれただけの、 ヘファイストス…
言わんこっちゃない! まだ無理をできる体ではないのだ。 「いい、お前は寝ていろ、 私が行く!」 すると、廊下から聞こえてきた急ぎ足の音が部屋の前で止まる。 ノックの嵐! 「どうした!? 鍵は開いている!」 『その声はサルペドン様ですね? この村のバ…