Lady Merry の日記

Yahooブログから引っ越してきました。

マレビト考1~今日のニュースから

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Lady メリー第三章及び、「精霊達の森」は、
クリスマスの風習を題材にして書きました。
基本的にハロウィーンも、クリスマスも、日本のナマハゲや獅子舞も、ゲルマンのベルヒテも、
新年の春を迎えるための儀礼であり、
その文化集団の中では同様の効果があるとされています。

勿論、文化によっては価値観やしきたりが違いますから、
細かい相違点はいくらでもあります。

ただ、一つ言えるのは、そこには善悪二元論的な概念はなく、
ユーモラスな老人や奇怪なデーモンが共に、「その日だけ」街中や村中を歩き回る特別な日、
太陽が死、そして再生する、
・・・言い換えれば世界が再びリセットされる原初の姿を祝っているのかもしれません。

この事と共に、取り上げねばならないのは、神話上において、神々に敗れた落人や、
親に捨てられた英雄の物語と、関連付けるのも魅力的な作業なのですが、
長くなるのでやめましょう。

とりあえず、ルーマニアバージョンですか。
怖いですね。
それにしてもタイトル「あクマしておめでとう」だとぅ!?
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/071231/erp0712311556001-n1.htm