忘備録アイヌの神話~これノアの洪水のことじゃね?
wikiより引用
チカプカムイの項目
チカプカムイの最も重要な伝承は、かれが儀式がきちんと行われていることを保証する、豊穣の神だとするものである。
言い伝えによれば、飢饉が襲い人間が飢えに苦しんだ際、チカプカムイは飢饉の原因について天界にことづてをしようと考え、カラスを使者に選んだ。
ことづてと指示はとても長く、かれがすべてをカラスに伝えるのに何日もかかった。3日目にカラスは眠ってしまい、怒ったチカプカムイはこれを殺した。
次にかれはカケスに使者を頼んだが、これも4日目に眠ってしまったので殺した。
3羽目の使者はカワガラスで、チカプカムイが言伝をすべて伝え終わるまでの6日間、うやうやしく聞いていた。
カワガラスは天界へ飛んでいき、やがて魚と狩猟の神が怒っているという報せを携えて戻ってきた。
彼らの与えた贈り物に人間たちが敬意を払わなくなったためだった。
そこでチカプカムイは人間のところへ行き、魚や鹿を殺したあとに行うべき儀式について教えた。人間たちがこの儀式を執り行い始めると、カムイが現れて飢饉は終わった。[1]
この伝承のため、ホンドガラスとカケスは不吉のしるしであるとアイヌの人々は考えている。反対にカワガラスは幸運の象徴である。