連続夜勤だったので、帰宅して、お昼ぐらいに睡魔に負けて眠りました。 ２時か３時くらいに起きれるかと思いましたが、 夕方の５時まで「ぐっすり」でした・・・。 ん？ ぐっすり・・・か？ 楽しい冒険モノの夢を見ていたのは間違いないです。 目を覚まして…

担任と優一の一悶着を気にしていた加藤恵子は、 後ろ髪を引かれつつ、大量のプリントを抱えたまま職員室を出る。 後はもう、斐山達の会話など聞こえるはずもないので、教室に帰るだけなのだが、 今、自分の耳に聞こえてきたことが信じられず、思わず独り言を…

「ハハハ、先生、何言ってんの？ オレの普段の成績がホントのオレの力だとでも思ってた？ 言っとくけど、大学のセンター試験でもオレにとっちゃ楽勝レベルだよ？ 何なら今朝の校長の朝礼の言葉、全部英語で諳んじてみせようか？ ・・・もう、中学も最後だか…

「このテストはどういうことなんですか！？」 机の上には、斐山優一の名を記した答案用紙がある。 東京都の一斉模試のテストのようだ。 「ん？ へぇ、みんな満点だね、運が良かったかな？」 「ふざけないで下さい！ どうしたら、あなたの成績でこんな点数が…