「お姉ちゃん!」 思わず恵子は叫ぶ。 「な、何よ、大声出して・・・?」 「ちょっとエルお願い! あたし・・・見てくる!!」 言うが早いか、恵子は飼い犬のリードを姉に渡し、 先ほど黒い影が消えていった方の道を探し始めた。 「恵ちゃん! ちょっと!?…
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