四人の使徒
13.
「わ・・・私に、何か!?」
ルシファーは少し、会話に間を取っていた。
これからする話の方が重要とでも言うのだろうか?
「・・・『天からの災厄』も、400年前の天使達の争いも、
もう、終わった事だし、この辺でいいだろう。
ここからは、キミら人間たちのみに関わる話にしようと思う。
とは、言っても、
本来、天使は人間達の争いに関知したくはないのでね、
あまりキミに有利となる話をするわけにもいかない。
そこで最低限のことだけ伝えようと思っててね。
まず、いいかい?
ランディ君は『ウィグル王列伝』はご存知だよね?」
「そ、それは勿論、
他国の歴史とは言え、400年前の時代が記された、唯一の書物ですし・・・。」
「うん、そうだよね、
特に、キミにはご先祖様のことも書かれてるからね?
では大破局以前の・・・、
四人の使徒とデミゴッドとの争いは?」
ルシファーは少し、会話に間を取っていた。
これからする話の方が重要とでも言うのだろうか?
「・・・『天からの災厄』も、400年前の天使達の争いも、
もう、終わった事だし、この辺でいいだろう。
ここからは、キミら人間たちのみに関わる話にしようと思う。
とは、言っても、
本来、天使は人間達の争いに関知したくはないのでね、
あまりキミに有利となる話をするわけにもいかない。
そこで最低限のことだけ伝えようと思っててね。
まず、いいかい?
ランディ君は『ウィグル王列伝』はご存知だよね?」
「そ、それは勿論、
他国の歴史とは言え、400年前の時代が記された、唯一の書物ですし・・・。」
「うん、そうだよね、
特に、キミにはご先祖様のことも書かれてるからね?
では大破局以前の・・・、
四人の使徒とデミゴッドとの争いは?」