Ladyメリーの物語21・22
トルルルルルルルッ・・・!
斐山優一の携帯が鳴る、
相手は・・・
ヤクザがらみ仕事で知り合った男・・・。
といってもそこらのニート・・・。
ハタチすぎても職につけず、ウラ世界のおこぼれにあずかって生活してるろくでなしだ。
斐山優一の携帯が鳴る、
相手は・・・
ヤクザがらみ仕事で知り合った男・・・。
といってもそこらのニート・・・。
ハタチすぎても職につけず、ウラ世界のおこぼれにあずかって生活してるろくでなしだ。
「もしもし・・・、達也さん・・・だったね?」
冷静な斐山の声に反し、その電話の声は酷く慌てていた。
『ああ! ゆ、優一・・・! 頼む、何とかしてくれ! ヤバいんだよぅ!』
冷静な斐山の声に反し、その電話の声は酷く慌てていた。
『ああ! ゆ、優一・・・! 頼む、何とかしてくれ! ヤバいんだよぅ!』
「・・・? いきなりなんです? どうしたんですか?
確か、こないだまで外人の彼女見つけたとか言ってはしゃいでたんじゃ・・・?」
『そ、そうなんだけど、イヤ、実はその女があんまり人をナメたこと言いやがるから、
ついかッとなって・・・』
「かっとなって?」
『あ・・・その・・・つまり、やっちまったんだ・・・。』
「・・・その『やっちまった』って言いまわしは・・・、
レイプしたとか、その手のニュアンスではなさそうだね・・・。」
『あ・・・ああ、そ、そう・・・ちょっと首つかんだらよぉ、死んじまったんだ・・・!』
「で・・・オレにどうしろと・・・?
死体隠滅の方法でも聞きたいの?」
確か、こないだまで外人の彼女見つけたとか言ってはしゃいでたんじゃ・・・?」
『そ、そうなんだけど、イヤ、実はその女があんまり人をナメたこと言いやがるから、
ついかッとなって・・・』
「かっとなって?」
『あ・・・その・・・つまり、やっちまったんだ・・・。』
「・・・その『やっちまった』って言いまわしは・・・、
レイプしたとか、その手のニュアンスではなさそうだね・・・。」
『あ・・・ああ、そ、そう・・・ちょっと首つかんだらよぉ、死んじまったんだ・・・!』
「で・・・オレにどうしろと・・・?
死体隠滅の方法でも聞きたいの?」