しばらくツナヒロは金魚のように口を動かすしかできなかった。 ようやくそれが言葉となる・・・。 「な・・・何を言ってるんだ!? 地獄? あの世にって!? ちょっと待て!! 聞いたろうっ? ユェリンはオレを騙してなんかいなかった!! 二人ともだ、頭を…
「ユェリン・・・このままでいい・・・! お前の持つ針がオレの体に向けられたままでいい・・・、 一つだけ正直に答えてくれ! お前は・・・オレのこと・・・、 おれと一緒でいられることが幸せだって言ったのは・・・」 ユェリンの髪が乱れる。 「当たり前…
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