Lady Merry の日記

Yahooブログから引っ越してきました。

狩猟の女神 アルテミス8

 
 「うぉぉぉぉっ!!」
丘を駆け上がるタケルっ!

敵は・・・アルテミスとやらは・・・!?
タケルの視界にようやく飛び込んできたのは、
わずかな林、透明度の高そうな小さな泉、雑草交じりの砂地・・・
遥か下方に居並ぶ十数人もの射手!
そしてその真ん中に、一目で分かる長い黒髪をなびかせた超爆乳の女性・・・!
 あれがアルテミスか!?

 「撃ち方止めぃっっ!」
一斉に攻撃が収まる・・・!
タケルの後に続いて後続が到着、
そして丘を回りこんできた第二陣もその場にやってきた!!
・・・オリオン神群の兵隊たちは、女神の言いつけどおり待機したままだ。
そして、この地の主アルテミスは、余裕の笑みを浮かべてタケル達を待ち構えていたのである。
 「・・・ようこそ! 地上の者たちよ!!」

そこまで言われては、こっちも攻撃に移れない。
タケルはサルペドンの到着を待って、グログロンガ達の反撃を制してみる。
 「・・・こっちの被害は?」
 「今のところ怪我人だけのようだ・・・。」
 「そうか、サルペドン! 頼む!」
このスサの中で、最も年齢の高いサルペドンは、
息を整えながらアルテミス達の左側からやってきた。
そして、ゆっくりと歩むスピードを落とし、タケルの前に立つ・・・。
 「ふぅ、そなたが狩猟の女神アルテミスか・・・!?」
自分達と同じ言語に気をよくしたか、アルテミスは纏っていたマントを翻して高らかに笑う。
 「アーッハッハッハッハ! そう、その通り!
 せっかく忠告してあげたのにぃ!
 そんなに命が要らないのぉ!?
 それ以上、こっちに来て御覧なさい?
 今度は私の弓矢が、あなた達のカラダをぶち抜いてあげるぅ!」
そのハイテンションな振る舞いに、スサ一団の視線は、全てアルテミスに注がれるが、
最も彼らが注目した部分は・・・。

アルテミスがカラダを揺すって笑うたびに、胸の二つの膨らみが激しく波打つ・・・!
 す げ え ぇ っ!!