Ladyメリーの物語35・36
待ち合わせの場所はただ近場の神社としか言ってない。
そうした事の理由は、一箇所に留まって、警察に見つかることを防ぐためだ。
それにどこに移動しようが、優一なら見つける事が出来る。
・・・クンクン・・・
優一の鋭敏すぎる能力の一つ・・・。
あいつの香水だ・・・
苦もなく、優一は石橋達也の居場所を突き止めた・・・。
そうした事の理由は、一箇所に留まって、警察に見つかることを防ぐためだ。
それにどこに移動しようが、優一なら見つける事が出来る。
・・・クンクン・・・
優一の鋭敏すぎる能力の一つ・・・。
あいつの香水だ・・・
苦もなく、優一は石橋達也の居場所を突き止めた・・・。
「達也さぁん?」
夜目も利く斐山は、既に石橋達也の影を捉えていた。
神社の巨石の裏側に隠れていてそわそわ落ち着きがない。
「あ! す、すまねぇ! 優一、来てくれたんだな!?
あ・・・、それよりよ! 妙な電話があったんだ!」
「妙な電話? 警察じゃなくて?」
「ああ・・・! なんか、非通知でな、
心当たりのない女の声で、
『私メリー、いまこの町にいるの』って、そんで切れちまいやんの!」
夜目も利く斐山は、既に石橋達也の影を捉えていた。
神社の巨石の裏側に隠れていてそわそわ落ち着きがない。
「あ! す、すまねぇ! 優一、来てくれたんだな!?
あ・・・、それよりよ! 妙な電話があったんだ!」
「妙な電話? 警察じゃなくて?」
「ああ・・・! なんか、非通知でな、
心当たりのない女の声で、
『私メリー、いまこの町にいるの』って、そんで切れちまいやんの!」