Lady Merry の日記

Yahooブログから引っ越してきました。

うりぃ・めりー対あーまーじゃっく 2

 
 「姐さんっ! ふっ、二手に分かれましょうよ!!」
なるほど、それは有効な手段かもしれません。
しかし、うりぃには判っています。
 「あほぅ、・・・奴の狙いはウチや・・・!
 おんどれなんか、眼中にあるかぁいっ!!」
 「そ・・・そんな・・・。」

そのうち、あーまーじゃっくは、
ゆっくりとうりぃたちに詰め寄りました・・・。
確かにその巨体だけあって、あーまーじゃっくは動きが鈍そうです。
 「お・・・お前、我の動きが の・・・のろいと思ってるな・・・?」

ここでようやく、うりぃに突っ込みを入れる余裕ができました。
 「ハン、そんとーりやろが、ボケェっ!!
 おんどれ、人の心、読むだけで、反論する脳みそもないやろがぁっ!!
 その真っ黒いどたまの中は、『つみれ』か『おから』かぁ!?」
あーまーじゃっくは目を光らせたまま、動きを止めています。
ところが、そのうち、何が起きたのか、目の光が鈍く瞬き始めました・・・。
 「つ・・・つみれって、な、なんて酷いことを・・・わ・・・我に向かって、
 おまえ・・・お、鬼か・・・、悪魔かっ・・・!」
どうやらあーまーじゃっくはナイーブな心の持ち主だったようです。
次はどんな設定が明らかになるでしょう?

それよりうりぃが呆れています。
 「・・・オマエ、ヘコんどるんか? そんなでかい図体して情けないなぁ?
 とはゆーものの、どないしたらええか、ウチもようわからん・・・。
 さすがに作者も2年以上、ほったらかしにしといただけのことはあるでぇ?」

・・・絶体絶命でしょうか?
いいえ、このグダグダな局面を打開するものが、
すぐ彼女達のそばまでやってきていたのです・・・!