うりぃ・めりー対あーまーじゃっく 3
さて、
グダグd・・・いえ、お互い膠着状態に陥った理由は至極、簡単です。
あーまーじゃっくに心の中を読まれている以上、
うりぃたちが先には動けません。
では、あーまーじゃっくがうりぃを捕らえるのは簡単かと言うと、
ゆっくりとした動きしかできないあーまーじゃっくは、
出口を離れてうりぃを捕まえることができないのです。
すばしこく、小さなうりぃは、部屋の中を駆けずり回ってでも、
空いたスペースを見つけて、出口から出てってしまえばいいのです。
どれぐらい時間が過ぎたでしょう。
うりぃは、あーまーじゃっくのヘタれぶりから攻めようかと、考え始めたとき、
あーまーじゃっくは後ろの襖を閉めてしまいました!
「あっ!?」
これでうりぃが外に出ようとするとき、どうしてもタイミングが遅れます。
そして、あーまーじゃっくは、更に一歩! うりぃたちの眼前に・・・!!
うりぃは、あーまーじゃっくのヘタれぶりから攻めようかと、考え始めたとき、
あーまーじゃっくは後ろの襖を閉めてしまいました!
「あっ!?」
これでうりぃが外に出ようとするとき、どうしてもタイミングが遅れます。
そして、あーまーじゃっくは、更に一歩! うりぃたちの眼前に・・・!!
「・・・こら、やばいな・・・。」
「姐さん、おいらが飛び掛りますからその隙に・・・」
実際、それしか手は残されてないでしょう、
ただ、それで逃げることができるかどうかは賭けでしかありません・・・。
「姐さん、おいらが飛び掛りますからその隙に・・・」
実際、それしか手は残されてないでしょう、
ただ、それで逃げることができるかどうかは賭けでしかありません・・・。
「む・・・無駄だ、我の鋼の腕に、い・・・いぬの牙など通るはずもない・・・!」
「そらそやろなぁ・・・まいったなぁ・・・。」
ところが、
うりぃが、年貢の納め時かと覚悟を決める寸前、
その部屋に変化が起きたのです。
ガサササ・・・!
「そらそやろなぁ・・・まいったなぁ・・・。」
ところが、
うりぃが、年貢の納め時かと覚悟を決める寸前、
その部屋に変化が起きたのです。
ガサササ・・・!
部屋にいる全員が、その音を聞きました。
ゴキブリやねずみなんかではありません・・・。
もっと大きい・・・?
ゴキブリやねずみなんかではありません・・・。
もっと大きい・・・?