うりぃ・めりー対あーまーじゃっく 4
それはうりぃたちの背後の天井から聞こえてきました。
ブワササササッ!
確実に猫以上の大きさです。
この極限の状況に、また何かがやってくるというのでしょうか?
うりぃは思わず叫びます。
「くぉらぁ! あまんじゃくぅ!!
おんどれ、いっぴきおおかみ気取っとんやなかったかぁっ!
はさみ討ちなんぞ男の根性、腐ったようなやつやなぁっ!」
あーまーじゃっくは、またもや精神的にダメージを食らってるようですが、
これはとんだ濡れ衣です。
「わ・・・我でない。
そこに、な、何がいるか、わからない・・・!」
「なんやてぇ?」
天井から近づいてきた音は、ついに部屋の羽目板を叩き始めたようです。
・・・開くことができない・・・?
つまりそれは、ヒトの手ではない・・・?
・・・開くことができない・・・?
つまりそれは、ヒトの手ではない・・・?
ガタタタン、 ガッタタタタタン!
ついにうりぃは叫びました!
「敵か味方か・・・、はよぉ、でてこんかぁい!!」
「敵か味方か・・・、はよぉ、でてこんかぁい!!」
バカァン!
ついに羽目板が外れました!
そして息をもつかせぬスピードで、天井から「それ」は落ちてきます!!
真っ黒い何か・・・。
この暗がりでもわかります・・・それは「人間」ではない・・・!
「お、おんどれ・・・まさか!?」
ついに羽目板が外れました!
そして息をもつかせぬスピードで、天井から「それ」は落ちてきます!!
真っ黒い何か・・・。
この暗がりでもわかります・・・それは「人間」ではない・・・!
「お、おんどれ・・・まさか!?」
そしてそれはついに正体を現したのです。
幅・・・1メートルにも広がるであろう、大きな翼を羽ばたかせて・・・。
幅・・・1メートルにも広がるであろう、大きな翼を羽ばたかせて・・・。
それは甲高い声で叫びました・・・!
「キィジィィィィィッ!!」
「キィジィィィィィッ!!」