漫画紹介 僕だけがいない街
昨日、仕事が急にOFFになってしまい、
休みが急に増えました。
さて、なにしよか、というところで、
以前からタイトルだけは知っていた漫画を・・・。
どんなものかなと。
いえね、
ブックオフ行っても周りに並んでる本とかの印象で・・・。
ごめんなさい、とんでもない。
そんな要素はどこにもありませんでした、
とても感動的な作品でした。
これも涙がポロポロ出てきてしまいました。
アニメや映画にもなっていたのですね、
し、しかも作者、ジョジョの奇妙な冒険のチーフアシスタントやってた人？
絵柄全然違いますね！
ざっくりストーリー言うと、
周りで人の生き死にのような事件や事故が起きると、
時間の巻き戻し（リバイバル）を起こしてしまう殻に閉じこもり気味の売れない漫画家、
悟くんが、
その能力のために、
事件に巻き込まれ、結果、たった一人の家族である母親を殺され、
自分がその容疑者にされて警察に追われる身となる。
絶望のあまり、ヤケクソ気味に時間の巻き戻しに成功したが、
それは母親の殺害直前ではなく、
なんと18年前の小学生時代だった。
混乱する主人公に、徐々に状況がつかめてくる・・・。
ここは、かつて連続児童誘拐殺人事件が起きた自分の過去・・・。
その時のトラウマから、人と関わることを止めた自分がいたことを思い出す。
そしてなぜ、時間の巻き戻しでこの時代にまで遡らなくてはならなかったのか・・・、
未来で母親が殺された事件・・・
その犯人がこの時代にいるのだ！！
そして主人公は、
昔自分が救えなかった命、心にぽっかりと空いた穴を埋めるために、
一歩、また一歩、足を踏み出してゆく。
カヨちゃんを救え！！
18年前に殺された彼女を助けることができるのか！
ユウキさんを救え！！
母さんを救え！！
息子を愛していたことが嫌というほど描かれています。
愛梨にもう一度会いたい！！
過去を変えてしまったら、悟の心を開いてくれた彼女との出会いも消えてしまう！
未来で主人公はアイリと再会できるのだろうか？
走れ！悟！！
悟は殺人犯を見つけることができるのか？
ジョジョのアシ経験の作者のせいか、
ジョジョ第四部の吉良対仗助に比べられることもあるようですが、
関係ないけど、
サイコメトラーEIJIの 沢木対エイジと比べても面白いかもしれません。
まぁ、そんな設定よりもキャラクターの内面に対する描写やその変化を読んでいくのが楽しいです。
